セラミックス製造工程
一般的なセラミックスの製造工程です。NTKセラテックでは、原料調合から加工・検査まで一貫した製造管理体制により、お客様の様々なニーズにお応えします。
粉砕・混合・造粒
混合機
調合した原料粉末を粉砕・
混合し、スラリーを作製
スプレードライヤー
混合スラリーを乾燥させ、
顆粒を作製
成形・生加工
冷間等方圧プレス機
顆粒をゴム型などに充填し、等方加圧することで均一に成形
切削加工機
旋盤やマシニングセンターにより、成形体を所定の形状に加工
焼成
酸化焼成炉
酸化物はガス炉やトンネル炉で大気中にて焼成
真空・雰囲気炉
非酸化物は焼成中の酸化を防止するため、真空もしくは不活性ガス下で焼成
仕上加工
研削加工機
研削盤やマシニングセンターにより、焼成体を所定の形状に加工
ラップ加工機
ダイヤモンドの遊離砥粒にて平面を高精度に加工
検査
3次元測定機
立体的な寸法や平面度、平行度、真円度等の幾何公差を測定
レーザー干渉計
平面度0.1μm
(1/10,000mm)以下の精度測定が可能
洗浄・梱包
洗浄
アルカリ液、酸、純水により、油分や異物を除去
原料粉末
原料には1μm以下の
微細粉末を使用し
ます
1μm=1/1000mm
原料粉末
微細な原料粉末を約100μmの顆粒にします
成形体
顆粒を押し固め、更に任意の形状に切削加工します
焼成体
成形体を高温下で焼成し、焼結させます
成形体が約20%収縮します
製品
焼成体をダイヤモンド工具で加工します
製品(荷姿)
割れやすいので、厳重に梱包し、出荷します