新たなモノづくりで
限界を超える
ITO TATSUYA
伊藤 達哉2021年入社
出身校/山形大学大学院 理工学研究科 理学専攻
所属部署/第1技術開発部 機能製品開発課
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心のゆとりが
自信につながった。新人時代と比べると、2年目の現在は自信をもって思いきり仕事に取り組めるようになった気がします。この「自信」へと導いてくれた先輩たちには、もう感謝の言葉しかありません。配属当初は目の前の仕事をミスのないようにこなすのが精一杯で、いつもガチガチに緊張していたのですが、そんな私を先輩たちは巧みにオンオフを切り替えながらリラックスした集中状態へと導いてくれました。
心にゆとりができると複数の仕事を冷静にこなせますし、時間的にもより遠くまで見渡すことができます。これが「わかる」「できる」につながって、仕事上の自信へと結びついてきたように思えます。
目の前の困難こそが
未来への扉。半導体の製造工程が抱える課題、あるいは限界を新しいモノづくりで超えていくのが機能製品開発課の役目です。開発テーマは社内のあらゆる工程に及び、原料の調合からその成形、焼成、仕上加工まで、さまざまな角度から可能性にアプローチしなければなりません。製品の性能(高温耐性、プラズマ耐性等)を追究することもありますし、工程のリードタイム(接合時間等)の短縮を目指すこともあります。
答えが未知の知見の先にあることも多く、広範な知識と創意工夫をもって困難と向き合っていくことになるのですが、その困難が「未来への扉」だと思えばやる気が湧いてきます。新規品の開発にどんどん挑戦して、これまでの不可能を可能にしていきたいですね。
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多くの人を巻き込んで
活躍できる人材になりたい。もうすぐ入社3年目を迎えようとしているいま、あらためて思うのは、開発はひとりではできないということです。これは、入社後のローテーション研修で実際の製造現場を見たときの驚き(量、スケール、スピード)を、実際の仕事として扱ってみての実感なのですが、やはり私たちは、さまざまな技術分野のエキスパートが結集したひとつのモノづくり集団なのだと思います。
この強みを受け継ぎ、未来に役立てるためにも、今後は技術開発部の枠を超えて多くの人を巻き込んで仕事ができる人材へと成長したいと考えています。

