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INTERVIEW.6

検査

TEST

YASUDA KENTO

安田 健人2013年入社

出身校/愛知県立瀬戸窯業高校 電子機械科
所属部署/第2製造製造部 検査課

出身校/愛知県立瀬戸窯業高校 電子機械科
所属部署/第2製造製造部 検査課

  • 学生時代に専攻していたことを教えてください。

    電子機械科でシーケンス制御やCAD、旋盤、電気工事、溶接…等々、幅広く学びました。もともと工作が好きだったので、自分の設計どおりに物が形になっていく過程(または思い通りにいかない難しさ)を楽しんでいました。なかでもCADは面白かったですね。

    当社に入社を決めた理由を教えてください。

    かっこいい理由を考えたのですが…思い浮かびませんでした(笑)。担任の先生に「社風がキミの性格に合うと思うし、条件もいいから」と言われるがままに決めたというのが正直なところです。(私がどんな生徒だったかはさて置き)先生は、自由闊達な当社の社風を指してそのように言ってくださったと記憶しています。入社当初からいい会社に巡り合うことができたと感じているので、先生には本当に感謝しています。

    現在の仕事内容を教えてください。

    検査課の直リーダーというポジションで、勤務管理、日々の進捗確認、不具合品への対応、社全体の改善活動・合理化活動等に携わっています。当課で実施している検査はとても厳密で、しかも真空下で専用の検査装置を用いて行われるため、いくつもの手順を段取り良くこなさなければなりません。もちろん、不具合品の検知やその後の各工程との連携は絶対的な業務テーマとして取り組んでいますが、検査のスピードアップも全体の生産性を高めるための重要なテーマとして捉え、その合理化に努めています。

  • 入社前と入社後で印象が変わったことはありますか?

    入社当初から完成品検査に携わってきたのですが(その後に組み付けや他事業部も経験)、全体の改善や合理化に向けてどんどん新しいことに挑戦していくことにまず驚きました。現在は当時の何十倍というスケールの業務に携わっていますが、新しいことに挑戦するマインドは少しも変わらず、現場を良い方向に変えるべく日々仕事に燃えています。

    いま特に感じているやりがいは?

    当課では社全体の改善活動・合理化活動のマネジメントも行っているのですが、これらの活動の結果として、自分たちの仕事が楽になったり働きやすくなったりすると大きなやりがいを感じます。またマクロ的に観ても、労働人口が減少していくなか、より少ない人員で仕事が回るようになることはとても重要だと思います。あと、各工程の状況を見てまわる現場巡視の際に、「あ、ここが変わって良くなっている!」と改善ポイントを見つけたりすると、それぞれに工夫していて素晴らしいなと感じますし、このときのコミュニケーションから得られる現場の率直な声や意見は全体の改善に活かされることが多いので特に大切にしています。

仕事で思い出に残っていること

23歳のとき、検査のオペレーションを装置ごと小牧から仙台に移管するプロジェクトが立ち上がり、これを単独で任されたことがありました。若さが唯一の強みだった私は、当時係長だった上司や仙台の方々に助けてもらいながら半年間でプロジェクトを完了させることができました。この経験を経て、私は業務を俯瞰して見ることの大切さを知り、この後の仕事観が180度変わりました。イソップ寓話『三人のレンガ職人』にあるような視座の違い(単にレンガを積んでいるだけなのか、それとも立派な教会を建てているのか…)に気づけたことは、私にとって人生の大きな財産となりました。当時の上司と仙台の皆さんには感謝してもしきれません。本当に良い経験をさせていただきました。

改善活動であらゆる現場から
“面倒くさい”をなくす

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