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INTERVIEW.3

製品加工

PRODUCT PROCESSING

WAKO YUZUKI

若生 優月2019年入社

出身校/宮城県黒川高等学校 機械科
所属部署/第1製造部 機能製品課 機能製品加工係

出身校/宮城県黒川高等学校 機械科
所属部署/第1製造部 機能製品課 機能製品加工係

  • 学生時代に専攻していたことを教えてください。

    機械科を専攻し、工作機械(旋盤、ボール盤、フライス盤、マシニングセンタ等)による金属加工と、測定機器による加工後の寸法測定を主に学んでいました。寸法を満たしたときの達成感や、その精度を自分の手と感覚で究めていくところが性格的に向いているなと思いました。そして、いろいろ経験しているうちに、もっと難しい加工に挑戦してみたいと考えるようになりました。

    当社に入社を決めた理由を教えてください。

    金属よりも格段に難しいセラミックスの高精度加工に取り組んでいて、しかも世界から高く評価されているところに憧れを感じました。あと、どうせ挑戦するなら、半導体という最先端の世界で勝負してみたいと思いました。

    現在の仕事内容を教えてください。

    入社後の3年間はロータリー平面研削盤を担当し、それから現在の5軸マシニングセンタを担当して1年が経とうとしています。いつかマシニングセンタをやってみたいと思っていたところにちょうど人員不足というチャンスが巡ってきたので、自分から手を挙げて登用してもらいました。移動後の1年間は先輩の指導を受けながらマシンオペレーターとして経験を積み、現在は加工用プログラムの勉強も始めています。より難易度の高い製品の加工も徐々に挑戦させてもらっているので、先輩たちのすごい技(切削の狙いのつけ方や砥石の見極め方)に触れる機会もどんどん増えてきています。

  • 入社前と入社後で印象が変わったことはありますか?

    自分自身に対する印象が変わりました。私はどちらかというと心配性で、入社前はこの仕事が自分に務まるのかどうか少し不安に思っていました。憧れの現場だっただけに、直前になって自信が揺らいだのかもしれません。そして、当然のことながら、たくさんの失敗を経験してきました。そんな数々の失敗を経て手にした結果(製品、技術、知識)のおかげで、自信をもって取り組めるようになった気がしています。モノづくりの世界というのは、作り手が自分自身を納得させることも大切なんだなと思いました。

    いま特に感じているやりがいは?

    難易度が高く、しかも経験上の読みが利かない初回製品の加工で、すべてが自分の狙いどおりにいったときは大きな手応えとやりがいを感じます。まだスタートラインに立ったばかりですが、仕事の幅を広げるためにもいろいろな形状や材質について経験を積んでいきたいですね。

仕事で思い出に残っていること

入社2年目のときに重要顧客向けの新規開発製品が現場に投入され、ロータリー平面研削盤での加工を担当することになりました。その試作では、要求スペックを満たしながら目標のリードタイム(工程の所要時間)を達成するまで、試行錯誤を繰り返すこと約1カ月。奮闘努力の末にオーダー通りの製品の製造へと漕ぎ着くことができました。その経験が後の自信へとつながっていったことはいうまでもありません。

もっと腕を磨いて
世界に貢献していきたい

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